北海道ニセコで豪遊してきた。旅程は5泊6日、パークハイアットニセコHANAZONOほか超高級リゾートホテル・旅館を総ナメ。ミシュラン掲載フレンチを始め北海道のグルメも食べ尽くしてきた。我ながら贅沢したものだ。なにしろ<遊び>の予算が年1億円あるからな。
妄想。
宿泊①パークハイアットニセコHANAZONO(ホテル)
初日の宿泊は2020年にオープンした 「パークハイアットニセコHANAZONO」 。
ハイアットといえば、東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京をはじめ、日本・世界各地にラグジュアリーホテルを構える、最高級ステイの代名詞的ホテル。中でも「パークハイアット」ブランドはハイアットシリーズの最上位ブランドに位置付けられる。
今回の宿泊した「パークハイアットニセコHANAZONO」は北海道ニセコHANAZONOリゾートに2020年オープンしたばかり。HPにはこうある。
パーク ハイアット ニセコHANAZONOは、名峰・羊蹄山とニセコアンヌプリの壮大なランドスケープを一望にできる唯一無二のロケーションに誕生したラグジュアリーリゾートです。
地獄のような日本語だ。外資「最高級」ホテルのお粗末なPR文。「壮大なランドスケープを一望にできる唯一無二のロケーション」笑。たぶん原文は英語で、それを文才ないやつが翻訳して、ろくな校閲が入らなかった。
ちなみにニセコアンヌプリは山の名前で(わかるか)、世界の4大スキー場の一つらしい。
パークハイアットニセコHANAZONO、お部屋紹介
「パークハイアットニセコHANAZONO」で今回俺が宿泊したのは最上階に位置するペントハウススタイルのシグネチャースイート。でかい窓からの羊蹄山の眺望が素晴らしい。主な特徴は下記。
・アホほど広い――163㎡ ・特大の半露天風呂 ・ベッドはキングサイズ
このようにひたすら最高峰、ひたすらラグジュアリー。
俺は季節外れのステイになったが、スキー・スノボのシーズン中は、ニセコのパウダースノーでさんざ滑ったあと羊蹄山を眺めながら「特大の半露天風呂」で汗を流すのは極上のリラクゼーションだろう。
ちなみに館内には25mプールもある。季節外れのステイだったので俺と彼女の貸切だった。
妄想ね。
パークハイアットニセコHANAZONO、宿泊料金
俺たちの宿泊した「パークハイアットニセコHANAZONO シグネチャースイート」、宿泊は2人1室で
¥131,890
だった。約13万2000円。1人当たり6万6000円てことか。ちなみに朝食ビュッフェ込みです。
パークハイアットニセコHANAZONO、動画でガッツリ内見
パークハイアットニセコHANAZONOの内部の様子は「大人の休日CH」さんの動画を見るのが早い。
スタンダードなお部屋とスイートを両方見れる。スイートは温泉がついてていい感じ。ウェルカムスイーツや豪華な夕食もガッツリ見せてくれる。
宿泊②坐忘林(旅館)
ニセコ豪遊、宿泊2軒めは最高級旅館「坐忘林」。「ざぼうりん」と読む。
たぶんこの名前の意味は、「座って忘れろ林の中で」、つまり俗世のしがらみ・むかつく上司・あの失敗この悔やみを「忘れて」林の中で座って過ごすように当宿ではおくつろぎくださいということだ。
ニセコ高級旅館の最高峰「坐忘林」
先ほどの「パークハイアットニセコHANAZONO」がニセコのホテル部門の最高峰なら、「坐忘林」は旅館部門の最高峰だ。
・ミシュランガイド北海道2017特別版で最高ランク「5レッドパビリオン」認定 ・世界建築フェスティバル(ベルリン、2016)で「世界の建造物 最終選考リスト」入り ・国内雑誌掲載多数 ・海外メディアでも紹介実績多数
このように内外で高い評価を受ける、名実ともにニセコを代表する高級旅館。それが坐忘林だ。
位置関係を整理しよう
ここでちょっと位置関係を確認しておこう。
地図右下にでっかく羊蹄山がある。蝦夷富士と呼ばれるやつ。これは眺めて楽しむ。
スキー場があるのはピンが立ってるニセコアンヌプリの方だ。そのふもとに先ほどの「パークハイアットニセコHANAZONO」があり、また「坐忘林」がある。
坐忘林、お部屋紹介
坐忘林のヤバさは何といってもプライベート露天風呂だ。全客室に露天風呂がついてる。俺たちの泊った部屋は写真の通り、巨石をくり抜いた浴槽で、いかにも高級感あり。「ラグジュアリーな休暇を楽しんでる」感満載だった。ちなみに源泉かけ流し。気持ちエエ~!!
↓ちなみにこういう檜(ヒノキ)の浴槽の部屋もあるらしい。いずれにしろ白樺の紅葉など山林の眺望がすばらしかった。鳥のさえずりに癒される。
坐忘林の宿泊料金
さて坐忘林、俺たちは二食付き(朝食・夕食)で泊まったが、その宿泊料金は……
166,000円
16万6000円でした。1人あたり8万3000円ということ。高いと思いますか?俺は全然思わない。林の中で忘れられた存在として座っていられた、そのひとときのために1億円のポケットマネーの0.16%を投じて悪かろうわけがない。
妄想ナ。
動画でヴァーチャル「坐忘林」体験
実際「部屋の中を歩いてみて全ての引き出しを開けてみて晩と朝を食べてみたい」という人は、限りなく近似した体験を下掲の動画で味わえるであろう。